カカオ70%

★ 「自分が」どうするのか、どうしたいのかを整理します。

掲示板の綻び

インターネットの世界は面白い。

それは、表側を見ただけの感想。

 

使えば使うほど

「そうではない」ウラの部分が

見えるようになる。

 

さるさる日記から

デザイン性のあるブログサイトへ移行して

 

コメントを受け取り、それなりに交流していた私は

 

いくつか

お気に入りのサイトを持っていた。

 

その中の1つ。

 

管理者が初めて作成したHPで

手作り感満載のほのぼのした雰囲気が漂う感じだった。

日記も読むたびに

考えるヒントも与えてくれていたし

チェックするのが日課になっていた。 

 

BBSにも

サイトの特徴が出ていた。

温かい雰囲気を持ったサイトには

自然に

悩みを持つ人が集まるようになり

管理者だけではなく、

励ましの言葉が溢れていた。

他の大きなサイトでは

インターネットユーザーが増え始めると

顔が見えないことをイイことに

暴力的で不快な言葉を平気で飛び交っているものを

見かけたりするようになった。

 

それだけに

訪れた人が柔らかい雰囲気を作っていく

小じんまりした掲示板は

見ているだけで心地よかった。

 

私も、たまに書き込むことがあったのだが

 殆どは傍観者に徹した。

 

集まる人が増える。

管理者が留守がちでBBSがチェックできない。

そのことから

単なる温かさだけではない

どこか

居心地の悪さのようなものを感じるようになった。

 

とある日

常連さんで賑わっていた掲示板に 

新しい人の投稿が入った。

「私は、こう思う」これまで共感一辺倒だったものとは

毛色の違うものだった。

 

読んでいる方とすれば

特定の誰かを攻撃しているわけでもなく

違う意見を述べただけにしか見えない。

 

いつのまにか

リーダになってしまった人と

取り巻き達が過度な反応をし始めた。

「そんなことを書かれて傷つく」と

猛烈に反論し始めた。

 

読み専門だった私は

1人対多の状況をスルーできずに

コメントを入れた。

価値観は1つではないこと。

見方や捉え方も人は1人1人違うこと。

 

そうすると

今度は、私の意見に同調する人が出てくるようになった。 

「私も、意見しようとしたが言えない雰囲気だった」と

書き込みが複数

 

言葉を挟んでしまったことを後悔し沈黙していると

 

たまたまチェックしていた

管理者が、割って入る形になり

留守にしていたことを

謝罪することで丸く収まった。

 

最初は、ひっそりと咲く花のようなサイトで

どこからともなく

人が集まるようになって

活気もあった。

 

が、

いくらネットとはいえ

見ている人間は、頭や心を持っている生身の人間。

ほんの少しの行き違いから

ギクシャクした関係も生まれてくることもある。

そういう意味では、

リアルな生活で、どこかで見たような風景だった。

 

最近、ふと

あのサイトはどうなっているのか気になったので

サイトの名前を何とか思い出しチェックしてみると

 

管理人は、ブログ中心に書いているのみで

 

数年更新されておらず寂しいサイトになっていた。

 

懐かしさのと、もの悲しさと。

両方感じながら閉じた。

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